意外と盲点?取引終了後の後処理方法とは

ファクタリングの魅力は、手続きや入金までの流れがスピーディーであることが一つ挙げられます。
しかし、通常の銀行融資に比べて手続きが簡易な分、取引が終わった後の処理が雑になってしまうのは注意したいところです。
今回は、ファクタリングの取引終了後に注意したい後処理の方法について解説してきます。

契約までの流れ


そもそも、ファクタリングの契約はどのような手続きの順で行われるのでしょうか。
簡易的に説明すると、
①問い合わせ・申込み
②仮審査
③本審査
④契約
⑤入金
のような流れになります。
この契約までを最短だと当日、時間がかかる場合でも数日で終わらせられるのがファクタリングの利点の一つです。

このようなファクタリング契約の流れを把握していないと、審査に通りにくくなってしまったり、最悪のケースは悪徳業者に騙されてしまうということにもなりかねません。
そのような事態を回避するためにも、ファクタリング契約の流れと、契約が終了した後の処理方法はしっかりと理解しておくことが大事です。

調達完了で見落としがち?取引終了後の後処理方法とは

ファクタリングの概要は?一体どんなサービス?
ファクタリングで数日ほどの資金調達が完了すると、安堵から緊張感が抜けてしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、ファクタリングの取引は入金された時点で終わるわけではありません。
ここでは、入金されたあとに気を付ける注意点を解説していきます。

ファクタリング会社への送金

ファクタリングは債権の売却です。
売却した債権の期日になれば、ファクタリング会社に送金をする必要があります。

しかし、稀にそのお金を他の支払いや借入の返済等の為に使用してしまう会社がありますが、これには大きな注意が必要です。
債権はファクタリング会社に既に売却されているので、その売掛金はファクタリング会社のものになります。
もしファクタリング会社のお金を勝手に使ってしまうと、横領罪に問われることになります。
売掛先から入金をされたら、即時ファクタリング会社に送金するのを忘れないようにすることが必要です。

譲渡登記記録の抹消

ファクタリングを利用すると、債権譲渡の登記を求められます。
これはファクタリングの会社次第でもありますが、債権譲渡登記の際に、今後10年間など長期間の譲渡登記を設定する会社もあります。

これは、10年以内にまた利用する機会があった際、債権譲渡登記にかかる費用をかからなくする為です。
その状態で他のファクタリング会社を利用した場合、既に譲渡登記されているものを上書きするという状態になり、二重譲渡の状態になってしまう可能性があります。
譲渡登記記録の抹消にも数万円の費用がかかりますが、二重譲渡になるとより煩雑な対応をしなくてはいけない場合もあります。
そのような事態を招かないために、確認と抹消にも注意することが必要です。

以上が、取引終了後の後処理です。
資金調達が完了したことで安心してしまう方もいますが、ここまでの段階が、ファクタリング契約の流れだと把握しておく必要があると言えます。

簡易的だからこそしっかりとした注意を


ファクタリングはスピーディな資金調達ができる有効な手段の一つです。
しかし、だからこそ全ての手続きが完了するまで細心の注意を払う必要があります。
特に、スポットではなく継続的にファクタリングの利用機会を予定している方は、今後の手続きをスムーズに行う為にも、しっかりとした対応が重要になると言えます。