ファクタリングにおける割引率とは?

ファクタリングを利用する際に使われる「割引率」という言葉の意味をご存知でしょうか。
ファクタリングは融資ではなく、売掛債権を売却することによって期日よりも前に売上代金の回収を可能とするサービスです。
ファクタリング会社は民間の一般企業であり、営利を目的として事業を営んでいるので利益を出すことも必要となります。
その時に用いられるのが割引率ですが、今回はその割引率がどのようなことを指すのかについて説明していきます。

ファクタリングの割引率とは?


ファクタリングは売掛債権を売却して資金を調達する手段ですが、単純に期日よりも前に換金しただけでは、ファクタリング会社は利益を生み出すことができません。
そこで、ファクタリング業者は売掛債権に割引率を設定することになるのですが、この割引率は、ファクタリングを利用する際に利用者が支払う手数料のことを指します。
ファクタリング会社が買取代金として申請をした人に支払うのは、ファクタリングを利用するうえで生じた諸費用を含む手数料を差し引いた後の額になります。

どのような内訳なのか

ファクタリングで健全な事業展開になる理由3つのメリット
ファクタリングを利用する時に利用者が支払う手数料は、主に下記の項目の費用を含みます。

①債権譲渡登記費用(司法書士への報酬を含む実費で、2社間ファクタリングの時のみ必要)
②交通費(自社に出張訪問してもらった場合のみ実費で負担)
③着手金
④契約書に貼る印紙代
⑤ファクタリング会社の諸経費および利益手数料
これらの項目のうち、ファクタリング業者によっては請求されない費用もあります。
よって、ファクタリングの利用を検討する時は、業者によってもその手数料はまちまちなので、どのファクタリング業者を選ぶかが重要な要素であると言えます。

どの割引方式を選択するか


ファクタリング契約には種類があり、一括割引方式と個別割引方式の2つから、どちらを選択するかによっても割引率は異なってきます。
これは、利用者に支払いが行われる売掛金をどのような形で受け取りをするかという部分であり、一括割引方式では言葉通り、一括で受け取ることになります。
それに対し個別割引方式は、任意で金額と日程を決めて、代金は分割で受け取ることになります。

ファクタリングの割引率を決定付ける要素


ファクタリングの割引率は、

①2社間と3社間のうちどちらのファクタリング契約をするか
②売掛債権の金額
③利用者の過去利用回数(初回か2回目以降か)
④売掛先の信用力
等の要素によって変わってきます。

様々な要素によって総合的な判断がされ、その結果割引率が決定します。
従って、ファクタリング会社が抱えるリスクによって、割引率は変動すると把握しておく必要があります。

どんな制度かわかればファクタリングは有効な手段に


割引率とは、ファクタリングを利用するうえで利用者が支払う必要のある手数料ということをご説明しました。
ファクタリングと一口に言っても、その種類や手続きが多く存在しています。
しかし、それらのことを把握して注意を払うことができれば、ファクタリングは非常に効率的な資金調達方法になるということが言えます。
このような要素も考慮したうえで、目的に合わせたファクタリングの検討をすることをおすすめします。