ファクタリングを利用した成功例からファクタリングの安全性を学ぶ

Webコンテンツ制作を事業としているA社長が、資金ショートを危惧してファクタリングを利用した事例があります。
結果的に、A社が取り入れたファクタリングは事業存続に成功し、多くのWebコンテンツを輩出し続けています。

A社長がファクタリングに頼った経緯と、結果的に事業が立ち直るまでのプロセスを伺いました。

ファクタリングに至った経緯は?

A社長がWebコンテンツ制作を行うようになって、約8ヶ月で事業の軌道が見えてきたそうです。
しかし、業界の常で売掛債権の支払いは早くても翌月末、悪ければ翌々月末での支払いとなるらしく、資金繰りは取引先に左右されるとのことです。

【A社長】
デザイナーを外注し、SEにコーディングを依頼、コピーライターにテキストを作成させ、ディレクターがファイナリングするのが一連の作業です。
ここにある外注先は「デザイナー」「SE」「コピーライター」の3者で、それぞれに毎月作業報酬を支払っています。
しかし、取引先からの支払いは当月中にあるわけではないので、先月・先々月の支払いよりも当月の支払額が多ければ立て替えなければならないんです。

事業開始時には商工会で少額融資を繰り返して乗り切ってましたが、返済と融資の繰り返しで常に資金ショートとの瀬戸際で生きてきました。
売掛債権は確実に手元にあるのに、実際に使えるのは先方の支払日後になる。これでは常に火の車です。

時には商工会への融資の打診が複数回になった月もありました。
急遽外注を増やさなければならないほどに依頼が増えてしまったり、先方の都合で予定していた売掛債権が下りなかったりと、この業界では結構当たり前なイレギュラーなんです。

そんな時、返済がどうにもならなくなったんです。
他の支払いもできず、とうとうヤミ金かなぁって思ってたんですが、商工会で担当してくれていた職員さんが「ファクタリングする売掛債権とかありませんか?」って聞いてくれたんです。
それがファクタリング との出会いでしたね。

ファクタリングによって何が助かった?

商工会を通しての融資とはいえ、その本質は【借金】に他なりません。低金利とはいえ利息が発生し、返済が遅れれば事業に大きなダメージを与えてしまうのです。
A社長は、たまたま担当の職員からファクタリングの存在を知らされたことで、最悪の事態を切り抜けたのです。

【A社長】
売掛債権は、現金化できなければただの紙切れ同然なんです。
しかし、商工会の職員が教えてくれたファクタリングは私にとって最良の金策でした。
何といっても売掛債権が超短期間で現金化できるシステムなので、今までに溜まっていた売掛債権を一気に現金化できるのですから。

事業に対する支払いの全てを賄えるだけの現金があっという間に用意できる金策があるなんて、私はそれまで全く知りませんでした。
事業を起こして間もないということもありましたが、金策といえば担保に対する融資ぐらいしか思いつきませんでしたから。

ファクタリングによって一番助かったのは外注先の離脱を防げたことですね。
法人としてこの業界でやっている人材はかなり少ないんです。
フリーランスが多いので、金払いの悪い取引先として認識されるとたちまち離れていくんです。
それを阻止できたファクタリングは、私のビジネスを支える柱になってくれました。

もちろん、多くの経費引き落としなどにも間に合うので助かりましたし、売買契約ということで利息もないので何の心配もなく事業に専念できたのも大きな功績と考えています。
でも、私の事業の中では良質の外注先が確保できなければ成立できないので、やはり人材確保という面が一番の助けですね。

融資に頼っていた頃の事業の様子とファクタリングによる変化

A社長は、ファクタリングを利用するようになって順調な成長を遂げています。年間事業数も、融資をメインで金策に利用していた頃より40%上向いているそうです。
しかし、なぜ融資を利用していた頃よりも事業数が増えているのでしょうか?

【A社長】
融資を目先の支払いに当てていた頃ですが、無意識化で受注量をセーブしていたことに今となっては気付かされます。
依頼は舞い込むのですが、実際に作業を完了した後のことを感じてしまっていたんですね。

そう、報酬の支払いです。

先ほども言いましたが、私のビジネスには人材が必要不可欠なんです。そのため、優秀な人材は一人でも多く確保しておかなければ立ち行かなくなります。
そして、いかに優秀な人材がいても信頼関係もなく外注依頼はできないんです。

新しい人材を雇い入れても、実際にウチのテイストにあった作業ができるかはわからないですよね?
なので、試用期間も含め人材の見極めが必要になります。
ある程度の時間とコストは仕方ありませんが、0からまた信頼関係を構築するには今まで一緒に作業をしてきた者たちと同じだけの時間とコストが必要になるということなんです。

それは事業者として大きな痛手です。
しかも、融資で報酬を賄わなければやり過ごせない状況になってしまうと、その後のビジネスは破綻しかなくなるんです。

ですが、ファクタリングによって一切の負債を背負わずに資金を確保できるようになったので、私はストレスなく外注に回せるようになったんです。
月間数百万円の売掛債権があっても、外注先に支払うだけの手持ち資金がなければ未払いになります。
融資を受けていた分の負債の返済をすれば、手元には微々たる金額しか残りません。
私自身の生活も確保し、人材を定着させなければならない状況で、ファクタリングによって得られる本来先延ばしとなる売掛債権が現金として手元にある安心感。
これは自信になりましたよ。

受注しきれなかった取りこぼしの依頼に人材を割り振れる上に、そこで発生する収益は短期間で現金化できる。
どんどん外注先を増やしても安定的に資金を投入できるようになったんです。
今私の事業にファクタリングはマストツールになってます。

ファクタリングによって弊害はなかったのか?

事業展開にとても役立っているファクタリングに対し、そこにある弊害や可能性、A社長が持つファクタリングに対する期待を具体的な数字を上げて教えていただきました。

【A社長は】
ファクタリングは私に大きな転機を与えてくれました。
でも、同時に代償も確かに支払っていますね。

私が利用したのはノンバンク系ファクタリング会社で、初回取引では100万円までの取引しかできませんでした。
まぁ、それだけあればその時は間に合ったので問題はなかったんですが、その後商工会への借金返済に向けて資金調達するには物足りない金額だったんです。
しかし、2回3回と利用回数が増えるにつれて上限金額が増えてくれたので、数年越しでの返済計画がわずか5ヶ月で完済に至れました。
しかも、手数料は利用回数に応じて下がっていくシステムだったので、毎回少しずつですが負担も少なくなっていきました。

私が支払った代償はファクタリング手数料です。
最初は25%の手数料が提示されました。100万円の売掛債権に対し25万円が差し引かれる計算ですね。
振込手数料も差し引かれるので、手元に届いたのが75万円を欠けるほどでした。それでも私にとっては渡りに船の状況だったんです。

今は上限金額5000万円となっていて、ファクタリング手数料は8%ととてもリーズナブルな負担でファクタリングさせてもらっています。
実際に利用しているのは1000万円までの売掛債権ですが、それでも920万円ほどがその日のうちに入金されるようになったのはとても助かってます。
上限いっぱいで利用しても4600万円もの入金対応してもらえるので、事業を遂行する上で最高のビジネスパートナーだと感じています。

確かにこの手数料は負担です。
しかし、弊害となるような自体には今まで一度も見舞われていません。

ファクタリングを利用する上でのキーポイントは?

何に対してもファクタリングをかければ良いわけではないとA社長は言います。

【A社長】
最初のうちは使い所を間違えたこともありました。金額の大小や支払い期日までの読み違え、一番ダメなパターンで次の日には入金されるはずの売掛債権をファクタリングにかけてしまったこともありましたね。
上限金額が引き上げられたことで、いっぺんに現金化してしまおうと欲をかいたのが失敗の原因です。

ファクタリングは、必要な時に必要な金額を売買するのが最大のポイントと考えています。
だって、上限金額までであれば何度利用しても対応してもらえるんですから。

確かにその都度手数料を差し引かれるのは痛いところです。
でも、結局は同じ金額の手数料が必要なんですから、欲張る必要なんてないんです。
あえて言えば、入金手数料が余分に必要になるってことですかね。

1000万円の上限金額で取引できたとしても、必ず1000万円利用しなきゃいけないわけではないので、今必要なのが10万円なら余分に見ても15〜20万円のファクタリングで十分なんです。

無駄に欲張らない

これがファクタリングを利用する上での最大のキーポイントですね。

A社長の経験を踏まえて

A社長は融資で失敗してファクタリングに転換できましたが、最初からファクタリングの存在を知っていれば負債を背負うことなくもっとスムーズなサクセスストーリーを描けたでしょう。
今でもファクタリングを利用しながら、外注先や各種支払いを円滑にしているとのことです。

ファクタリングには事業拡大にもつながる円滑な資金調達という大きなメリットがあります。
信頼できるファクタリング会社を見つけることで、いち早く安定的な資金確保の手段を持つべきです。

A社長はノンバンク系ファクタリング会社を利用することとなりましたが、信頼性を重視したければ銀行系ファクタリングの利用を視野に入れれば問題ありません。
ファクタリングは、安心して利用できる由緒ある資金調達方法なのです。