中小企業経営におけるファクタリングのメリットと難易度の高い資金調達法

銀行融資などからの資金調達は、これまでの企業実績や事業規模などの信用が重要です。
大企業であれば数億円という単位の資金提供を銀行から受けられるだけではなく、株式公開や増資をという方法でも資金調達する手段があります。

中小企業は大企業のような資金調達をすることは難しいですが、ファクタリングのような利便性のいいサービスを利用して、資金調達を図ることが大切です。
今回は、中小企業がファクタリングを導入するメリットを、敷居が高いとされている資金調達法と比較してご紹介します。

中小企業にとって敷居の高い資金調達とは


中小企業の経営で活用されることもありますが、一般的には大企業の利用機会が多く、利用条件のある資金調達法をまずはご紹介します。

銀行融資

銀行融資の多くは、一般的に3期以上の企業実績が必要です。
黒字決算であればそれに越したことはありませんが、一定の企業実績と事業計画がしっかりしていれば、財務状況が悪い場合でも審査に通るケースもあります。

ビジネスローン

銀行融資よりも比較的審査に通りやすいですが、運営実績は最低でも1期以上必要です。
決算の内容など、スコアリング審査で検討されるので、黒字決算であることや、他社からの借入が少ない等の財務状況でないと利用することが難しいと言えます。

社債

法人であれば制度上、この社債を発行することによって個人や他の企業・経営者から資金調達を図ることが可能です。
しかし、一般的に社債を発行できるのは信用力が高い上場企業であり、中小企業などの非上場企業が社債を発行して買い手を見つけるのは困難です。

株式公開

証券取引所に上場することができれば、自社株を売却するなどして多額の資金調達をすることができます。
ただし、株式公開するための審査は非常に厳しく、株式公開が可能な会社は中小企業にはない大きな事業規模を持っているケースがほとんどです。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタル(VC)は中小企業を中心に出資をして、将来上場させてから市場で株式を売ることによって利益を出しています。
つまり、将来の上場を見込めるケース限定で、VCからの出資を受けることができます。
成功すれば大きな利益が見込めるビジネスモデルがあれば、ベンチャーキャピタルからオファーが来る可能性もあります。
中小企業からの申込は基本的に受付していなく、魅力のあるビジネスモデルを持っている会社に、ベンチャーキャピタルから声を掛けています。

ファクタリングは問題なく導入できるのか


ここまで、中小企業にはある程度敷居が高いケースもある資金調達法をご紹介してきました。
それでは、ファクタリングを利用することはどうなのでしょうか。

例えば上記のように、銀行融資やビジネスローンは最低でも運営実績が1期以上と、黒字決算の実績が重要です。
しかしファクタリングは、将来入ってくる売掛債権を売却する資金調達する方法なので、売掛先企業の信頼性が認められれば利用が可能となります。

大企業がファクタリングを利用するメリットもありますが、中小企業にとっては税金対策も同時にできる資金調達法として、効率的に活用できる手段です。

選択肢が広がる


今回は中小企業にとって資金調達法が難しい可能性のある資金調達手段と、ファクタリングの比較を行いました。
勿論、難易度が高いと紹介した方法の中でも、中小企業が問題なく利用しているケースもあります。
しかし、ファクタリングは非常に手軽な資金調達法なので、中小企業が選択肢の一つとして検討することはとても有意義だと言えます。