ファクタリングの限度額は業者ごとに異なるため、明確な数字は決められていません。ファクタリングでは、売掛金がどれだけ高くても実施してくれるため、銀行の融資よりも多くの金銭を調達できる場合があります。しかし、ファクタリング業者の都合などによって、対応できない金額も存在します。

業者の中には、少額しかファクタリングができないケースもあります。また、ファクタリング業者の資金が尽きる恐れを考慮し、最大の限度額を設定している業者もあります。業者によってファクタリングの限度額が定められる方針を取っているため、高額なファクタリングに対応できない問題が起きる場合もあるのです。

ファクタリングの限度額は存在しない

ファクタリングの限度額は法律では制限されておらず、基本的に売却する売掛債権の上限が限度額として扱われます。つまり売掛債権の金額が多ければ多いほど、ファクタリングで得られる金額は多くなるのです。大きな売掛債権を保有していれば、売却によって多額の資金調達が期待できるのです。

融資の場合、銀行側が出せる金額を制限しているほか、会社の規模に応じて金額を調整する問題があり、大きな融資が期待できない場合もあります。一方でファクタリングの場合、保有している売掛債権の金額だけで判断されるため、限度額が勝手に調整される問題もありません。保有している債権の金額が限度額として設定されて、資金に変わるのです。

大きな金額を得られるという意味では、ファクタリングは資金調達に苦労している企業にとって非常にありがたい方法でしょう。なかなか資金調達ができずに困っている場合、大きな売掛債権を売却するだけで大きな資金を得られる可能性があります。資金をかなり大きく増やせる可能性があると考えれば、ファクタリングを使って一気に資金調達をする方法も有効と言えるでしょう。

ファクタリング業者によって限度額を制限する場合も

ファクタリングはルールで限度額を決めているわけではありませんが、業者が定めている限度額を超えるとサービスが利用できなくなります。ファクタリングを担当する業者は、会社が出せる限界までしかファクタリングができないと判断しており、限度額に制限を加える場合もあります。中には定めている限度額が1000万円を下回っている場合もあります。

なぜファクタリング業者ごとに限度額が制限されるのか、一番の理由は会社の経営に大きな影響を及ぼすからです。ファクタリング業者としては、あまりにも大きな売掛債権をファクタリングで現金化すると、会社に残されているお金が足りなくなってしまいます。売掛金が入るので一時的な資金不足でとどまるだけですが、他のファクタリングが実施できなくなる恐れがあるため限度額を定めます。

その影響により、ファクタリングで資金調達を使用と考えると、業者側が定めている金額までしか実施できない問題が発生します。特に大きな売掛債権を保有していると、業者が定めている限度額に引っかかってしまい、ファクタリングができない恐れもあるのです。業者ごとに定めている限度額を知っておくといいでしょう。

業者ごとにファクタリングの限度額が異なる点を理解し、必要な資金調達に繋げられるように心がけてください。業者によっては少額のファクタリングしか実施できない場合があります。希望している金額を確保できない業者を利用するのではなく、安心して売掛債権を渡して資金に変えられる限度額の業者を探しましょう。

ファクタリング業者の限度額は1000万円程度が多くなっている

ノンバンク系のファクタリング業者は、限度額を1000万円程度に定めるケースが多くなっています。1000万円を超えてしまうと、経営に大きな影響を及ぼすほか、ファクタリング業者の資金繰りが悪化する恐れがあるからです。業者としても健全に経営したいと考えており、限度額を1000万円とする傾向が増えています。

銀行がサービスを提供しているファクタリングの場合、銀行が多くの資金を保有しているために安定して大きなファクタリングが実現できます。銀行が提供しているサービスの場合、1000万円以上でもファクタリングが実施できる場合もあるのです。しかし、ノンバンクのファクタリングは大きな資金を確保できないケースが多く、大きなファクタリングは実施できないのです。

経営の安定性がなくなったり、会社の経営ができないほどの状況に陥るのは避けたいと考えている業者が多いため、限度額を1000万円程度に制限しているのです。制限された限度額を超える売掛債権は、売却してもお金に変えられません。従ってファクタリング業者は、限度額を超える売掛債権は断る傾向があります。

大きな資金調達に繋げたいと考えている時、対応しているファクタリング業者から売掛債権の金額が大きすぎて対応できないと告げられる場合があります。こうした問題は業者側で制限されているものと考えてください。ルール上は無制限にファクタリングが実施できるものの、業者によって制限されている限度額は守らなければならないと理解しておきましょう。

ファクタリング業者を探す際は限度額を確認すること

ルールでファクタリングの限度額は設定されていないものの、業者によって限度額を設けている場合が多いため、ファクタリング業者を探すなら限度額の確認が絶対に必要です。限度額の確認をしなかった場合、売掛債権を渡しても金額が大きすぎると判断されて断られてしまいます。断られる前にしっかりと限度額は確認したほうがいいでしょう。

近年はファクタリング業者もホームページに商品概要等を掲載しています。ファクタリングについてしっかりと理解してもらえるように、限度額や手数料について記載している場合があります。つい手数料の数字を確認しがちですが、限度額が保有している売掛債権に対応できるのかもしっかりチェックしてください。

もし限度額が足りない場合は、別の業者を利用したほうがいいでしょう。限度額が足りない業者にお願いしてもサービスを利用できず、ファクタリングの資金調達が遅れてしまいます。素早く資金調達を実施したいなら、限度額の高い業者に依頼してファクタリングを実施したほうが確実に資金が調達できます。

対応している限度額についてはしっかり確認を取り、問題なくファクタリングを実施できるようにしましょう。特に気を付けたいのが1000万円を超えるファクタリングです。対応できない業者が多くなってしまうため、限度額の高い業者をネット上で調べ、確実にファクタリングができるようにしましょう。

ファクタリングの限度額は業者ごとに違うものと考えよう

ファクタリングの限度額は業者によって異なります。法律で制限されているわけではなく、対応している業者ごとに限度額は変わっているのです。限度額の違いを十分に理解すると同時に、なるべく限度額の高い業者に相談し、確実なファクタリングに繋げてください。

限度額が小さい業者は、金額の少ないファクタリングで依頼するようにしましょう。一方でかなり大きなファクタリングが必要であれば、対応している業者を変えて高い限度額にも対応できるようにします。業者を使い分けて、より安定したファクタリングを実現するように心がけるといいでしょう。