
リース料が払えないという際に推奨する資金調達法は、ファクタリングです。
今回は、リース料が払えないとどうなってしまうのか、そしてその対処法等を解説していきます。
リース料を滞納するとどうなる?
経営が行き詰まってリース料の支払いが滞納になるとどうなるのでしょうか。
まず考えられるのは、請求書が届いた催促の電話が会社に来ることです。
それでもそのままにしておくと、リース会社から依頼を受けた回収代行業者が直接来て支払いを請求されることになります。
更に支払いの延滞があると、次はリース契約時に記載した保証人や保証会社に、延滞リース料の請求が行くことになり、周りの人にも迷惑をかけることになります。
大抵の場合は、取り立てはく回収業者が代行して行うことになります。
回収業者は債権回収のプロであり、リース料を踏み倒すことはほぼ不可能と言えます。
最悪のケースになると財産の差し押さえや業務停止、更には訴訟といった法的措置が取られる可能性もあります。
リース料を滞納することのデメリット
①リース物件が使用不可能になる
リース料を滞納すると、当然ながら今まで使っていたリース物件を使用することはできません。
コピー機等はまだ代わりがきくかもしれませんが、パソコンや車やなどは商売の根幹とも言えます。
そのような仕事に不可欠な道具を手放してしまうと、リース料を支払う以前の問題になってしまいます。業務ができなくなり、すぐに破産へと追い込まれてしまうことが考えられます。
②会社の信用を失ってしまう
周囲にリース料の滞納が発覚してしまうと、経営がうまく行っていないと判断され、会社の信用が無くなってしまいます。
具体例だと、取引先から契約を打ち切られることになったり、従業員が辞めていってしまうことがあるかもしれません。
③破産を迫られる
最終的に、リース会社は弁護士を雇うことがあります。
弁護士と調査会社によって会社と経営者自身の身辺調査が実施され、経営状況から会社の収支、負債総額や返済状況等といった点が調査されます。
そして調査により、もし支払い能力がないと判断された場合、任意整理や個人再生、破産といった債務整理の選択を弁護士から迫られます。
また、破産をしてしまうと従業員全員にも被害を与えてしまうことになり、経営者自身はブラックリストに登録されてしまうなど、破産をすることによってのデメリットは数多くあります。
ファクタリングで対策
こういった資金調達で悩んでいる得は、借金ではなくファクタリングを活用することを推奨します。
売掛債権を現金化すればリース料の支払いに充てることが可能で、業務を続けていくことができます。
3社間ファクタリングを利用すれば、取引先にファクタリングの利用を知られることがなく、秘密裏に資金調達も可能です。
更に、ファクタリングは最短で即日の現金化が可能です。急にまとまった資金が必要になった際も対応することができます。
このように、資金が足りない時は、借金をするよりもファクタリングでの資金調達が有効なケースがあります。
切羽詰まって悪徳業者に引っかかってしまうことは避けたいので、利用目的に合わせながら検討をすることが必要です。