便利なファクタリングは利息も無しにどうやって利益を出している?

金融ビジネスの利益発生には、ほとんどの場合「利息」や「手数料」が絡んでいます。ファクタリングには利息こそありませんが、取引によって発生する手数料がファクタリング会社ごとに個別で設定されており、その差額により利益を得ています。

具体的な利益の発生の流れを見て、ファクタリングが安全な資金調達方法であることを理解してください。

資金繰りに困った時にこそ、安全な金策の選択肢を増やすことも事業者の手腕につながります。

ファクタリングの利益までの流れ

ファクタリング会社は、利用者との間で交わした契約に則って手数料を徴収しています。その手数料はファクタリング会社ごとに設定しているため、多少の上下が発生しています。

  • 2社間ファクタリング:20〜30%
  • 3社間ファクタリング:5〜10%

平均的な手数料は上記した通りのパーセンテージになっており、目安としてこの数値を超えてくるファクタリング会社との取引は、あなたにとって利益幅を少なくしてしまうことを覚えておいてください。

具体的に100万円の売掛債権をやり取りした場合の金額の動きを見てみましょう。

2社間ファクタリングの場合、およそ30%の手数料を徴収されてしまいます。そのため、あなたの手元に届く金額は「70万円」ということになり、入金のための振込手数料は基本的にあなた持ちとなります。
つまり、69万円と振込手数料を差し引いた残額があなたの口座に入金されるということです。

一方、3社間ファクタリングの場合、およそ10%の手数料の徴収だけで済むため、契約が成立すればあなたには「90万円」の資金がファクタリングできることになります。もちろん、振込手数料はあなた持ちです。
89万円と振込手数料を差し引いた残額の入金を約束されるのです。

単純な数値で「70万円」と「90万円」ということで、同じ売掛債権に対する契約であってもファクタリングの種類で「20万円」もの差額が発生してしまうのです。

そしてファクタリング会社の利益は?

先ほどの100万円に対するファクタリング手数料ですが、2社間ファクタリングで30万円、3社間ファクタリングで10万円の取引手数料が発生しています。

これがファクタリング会社の利益となります。

本来、支払期日まで待っていれば100万円があなたの口座に入金されていたはずのところ、ファクタリングすることで70万円や90万円に減額されてファクタリング会社から入金されるのです。そのため、取引先からの100万円はファクタリング会社に権利が移行しています。ファクタリング会社としては、取引手数料を差し引いた額を一時的に取引先になり代わり支払うことで、後に支払われる売掛債権の満額を手に入れられるのです。

3社間ファクタリングだからといって利益率を減らしている理由は?

2社間ファクタリングを選ぶか3社間ファクタリングを選ぶかによって、この取引自体の信頼度が変わります。より確実性の高い取引ができるのであれば、自分の利幅を下げてでも成約数を増やした方がリスクを抱えずに済むのです。
万が一取引が無効になるかもしれない2社間ファクタリングには、保険の意味も込めて割高な手数料を設定しています。

1つの契約の中での大きな利益よりも、積もり積もった細かい利益の積み重ねの方が、再現性の高い安全なファクタリング会社であるというアピールにもなるのです。