ファクタリングには年利は存在しない?かかる手数料の目安

資金調達を検討する際にファクタリングを用いる場合、実際にどれ程の手数料がかかるかという点を懸念されている方も多いのではないでしょうか。
ファクタリングサービスは融資や借入等に該当しないサービスなので、年利という概念は無く、かかってくるのは手数料になります。
今回は、その手数料の決め方や、相場の目安について解説していきます。

ファクタリング会社の利益は年利でなく手数料


ファクタリングに金利が発生しないのは、年利の代わりに手数料という形でサービス料を支払うからという理由があります。
借り入れをするのとは異なり、仕組みとしては売掛金の買い取りをしてもらって資金化を図るという形になるので、支払うのは金利ではなく手数料です。

設定されるファクタリング手数料の決め方


ファクタリングは主に、中小企業や個人事業主等に利用されるようになった資金調達の手段で、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらうことによって、売掛金を現金化させることが可能になっています。
売掛債権が売却され、後日、本来予定されていた期日に売掛先から売掛金の支払いが反映され、ファクタリング会社へその代金を支払う流れとなっています。
もし売掛先が倒産してしまって支払不可となった場合でも、ファクタリングを利用した企業自体は、ファクタリング会社に現金化してもらった資金を返還する義務はないので、その点は安心して利用できることが特徴です。
ただ、利用する上ではもちろんサービスの手数料が発生します。
ファクタリングサービスで発生する手数料は様々な要因が関わってきますが、ファクタリングが抱えるリスクの大きさによっても変わってきます。

ファクタリングを利用する上で発生する手数料の目安

ファクタリングは条件付きで個人事業主も利用可!その条件とは何か?
ファクタリングには2社間ファクタリング、そして3社間ファクタリングという取引種類があり、売掛金のやり取りをする方法や支払いに関しての流れが異なるため、設定される手数料にも差が生じます。

2社間の手数料

2社間ファクタリングは、ファクタリング導入を行った企業を経由する流れで、ファクタリング会社へ回収した売掛代金が支払われます。
ファクタリング会社と売掛先が直接取引を行うという流れはありません。従って、ファクタリングを利用した企業にとっては、相手先に知られるという恐れがないのです。
ただ、ファクタリング会社は売掛先から接売掛金の回収が直接できないリスクを抱えることになるので、手数料率はおおよそ10~25%前後と、他の資金調達手段に比べて多めに設定されていること多いです。

3社間の手数料

もう一つの3社間ファクタリングは、売掛先の承認も含めた契約となるため、売掛代金はファクタリング会社に直接支払われることになります。
そのため、ファクタリング会社側からすれば、2社間のファクタリングに比べ、リスクの少ない取引が可能となるため、手数料も大体1%~10%程度等、低めに設定されることが多いと言えます。

100%ファクタリング会社の利益にはなるわけではない

3社間ファクタリングの手数料はなぜ2社間ファクタリングよりも安いのか
ただ、ファクタリングを利用するうえで設定される手数料は、100%がファクタリング会社の利益となるわけではありません。
手数料には債権譲渡登記に関係する費用や印紙代など、様々な経費が含まれています。
従って、なるべく手数料を抑えたファクタリングを利用したいのであれば、登記等を必須条件としないファクタリング会社を選択した方が得策と言えます。